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介護の新しい働き方!保険外サービスで広がる選択肢

 

介護の現場で働きながら、

 「もっと時間があれば、ゆっくり話を聞けるのに…」

「できるなら、もう少し深く関わりたい」

と感じる場面はありませんか。


利用者 や家族の本当の困りごとに気づきながらも、 時間や制度の都合で対応しきれないもどかしい気持ち。 そのような瞬間が、誰にでもあるのではないでしょうか。

保険では補えない部分を支える働き方として、 いま注目されているのが 保険外(自費)サービス です。

 利用者のペースに合わせた柔軟な支援ができ、 介護職が自分らしく働ける選択肢として広がりつつあります。

この記事では、

 ・ 保険外サービスと介護保険サービスの違い

 ・ 介護職が活躍できる保険外サービス

 ・ 保険外サービスのメリット・デメリット

 ・ 保険外サービスで働く前に知っておきたいポイント

をお伝えします。

保険外サービスと介護保険サービスの違い

 保険外サービスは、介護保険では対応しきれない生活の細かなニーズを柔軟に補える点が最大の特徴です。

 高齢化により、訪問介護やデイサービスなどの保険内サービスだけでは、完全に支えきれないケースが増えています。介護保険内のサービスには時間や内容の制限があり、必要な支援が制度上できない場面が多くなっているからです。

項目 保険外サービス 介護保険サービス
サービス提供時間 利用者のニーズに合わせて延長可能 制限あり
対象者 介護保険野認定を受けていない利用者の配偶者や家族も利用できる 介護保険の認定を受けている本人
サービス内容 事業者独自にサービス内容を決められる 介護保険制度で定められたサービスのみ
利用の範囲 料金を支払えば利用者の希望に合わせてカスタマイズできる 介護保険の認定範囲内で決められた内容のみ提供

経済産業省は「アクションプラン2023」で、超高齢化社会で健康に暮らすためにどうすればよいかについて、幅広い政策提言をしています。公的保険外のヘルスケア・介護市場を2050年に77兆円へ拡大する目標を示しました。 

介護保険内サービスの制限を補い、単身高齢者や遠方家族の暮らしを支える手段として、保険外サービスの需要は急速に高まっているのです。

参考:【経済産業省】新しい健康社会の実現に向けた 「アクションプラン2023」 P3~P7

 

介護職が活躍できる保険外サービス

保険外サービスには、介護職として培ってきた、観察力・コミュニケーション力・生活支援のスキルをそのまま活かせる働き方が多くあります。

保険外サービスの主なものは、次のとおりです。

●家事支援

掃除・洗濯・調理・買い物代行など、日常生活の根本を支えるサービスです。


介護保険では「掃除は1部屋のみ」「調理は利用者分のみ」など細かい制限がありますが、保険外では家全体の整理整頓や複数日の作り置きなど、実際の生活に即した支援ができます。

●外出・移動支援

通院同行、買い物、散歩の付き添いなど、外出にまつわるサポートを幅広く行います。


介護保険では医療行為がない通院同行が対象外になるケースも多く、特に不安が強い認知症の方は、知っている人が一緒にいる安心感で外出の負担が大きく軽減されるのです。

●見守り・話し相手

「一人にしておくのは心配」「孤独が不安」という高齢者が増えており、見守りや会話支援の需要が高まっています。


夜間帯や家族が仕事で不在の時間帯に、体調の変化に早めに気づいたり、気分の落ち込みを防いだりする役割として介護職の経験が生きるでしょう。

●専門性を活かすサービス

フットケア、訪問美容、片付け支援、終活サポートなど、専門知識を伴うサービスです。


介護職ならではの、健康状態の観察や生活の課題発見力が強みとなり、利用者の状態に合わせて無理のないケア方法を提案するなど、安心感の高い支援が可能です。

 

保険外サービスのメリット・デメリット

新しい働き方として魅力的な、保険外サービスのメリット・デメリットは次のとおりです。

【メリット】

 ・ 時間の自由度が高い

 ・ 利用者とじっくり向き合える

 ・ 自分の得意分野を活かせる

 ・ 収入の柱を増やせる(複業に最適)

 

【デメリット】

 ・ 収入の波が出やすい

 ・ 事業所によってサポート体制が異なる

 ・ 研修体制が不十分

 ・ ノウハウが定着していない

 

保険外サービスで働く前に知っておきたいポイント

保険外サービスは、介護の枠を超えて「暮らしを支える仕事」を実現できる分野です。

働く前に確認しておきたい3つのポイントは

 ・ 雇用形態:業務委託・パートなど柔軟に働けるか

 ・ 時給相場:おおよそ 1,300〜2,500円(勤務形態や保有資格、地域によって差がある)

 ・ 契約内容:事故時の保険対応、 キャンセル料や交通費の扱い、勤務時間やエリアの自由度

安心して働くためには、これらを事前に確認しておきましょう。

 

保険外サービスで働くことをおすすめする方

保険外サービスは、介護職にとって次のステップとしても注目されています。

 ・ 認知症ケア・生活支援などの専門性を磨きたい

 ・ 50代・60代でも介護の経験を活かして働きたい

 ・ 将来的に個人で小さな支援サービスを立ち上げたい

などとお考えの方は、ぜひ検討してみてください。

 

また、保険外サービスで働くことをおすすめしたいのは、次のような方です。

 ・ 一人ひとりに丁寧に関わりたい

 ・ 家事・生活支援が得意

 ・ 自分のペースで働きたい

 ・ 長く介護の仕事を続けたい

 

介護職として保険外サービスで活躍するには、自分がどんな関わりを得意としているかを理解して選ぶのが重要です。

 

まとめ:介護 職の新たな可能性を保険外サービスで手に入れよう

保険外サービスは、利用者の暮らしを細かく支える新しい支援の形です。


介護保険では届きにくい部分まで寄り添うことができ、 介護職にとっても自分の強みを活かす働き方が選べます。

時間に追われて十分に寄り添えなかった経験がある人ほど、 この働き方の良さを実感できるはずです。

あなたの経験は、保険外サービスの現場で必ず求められます。

自分のペースで働きながら、利用者の暮らしの安心を支える。新しいキャリアの一歩として、保険外サービスは大きな可能性を広げています。